キルト

スコットランドの高地に住む男性が民族衣装として
着用したスカートで、ヒザ丈程度の長さのニーレングス
ひだをとったプリーツスカートを特徴としています。

このスコットランド高地地方の各氏族に伝わるタータン
チェック柄
の毛織物を素材として作られており、
軍隊の正装の一部としても用いられていました。
ブラックウォッチタータンなどは、ハリスツイード
織り柄としても定番の柄となっています。

また、このキルトの間にコットンなどを挟み、ステッチ止め
をして作られるキルティングは、保温および防護に優れており、
イングリッシュ・キルティング、アップリケ・キルティング、
パッチワーク・キルティングなどいくつかの種類があります。

キルトの歴史は古く11~13世紀の十字軍遠征によって、
ヨーロッパに広まったとされています。

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