カフタン
布地を直線に裁断する方法で、胴部分に切り替えを
作らない、全体的にゆったりしたシルエットの衣服で、
アラブやトルコ、中央アジアなど中近東諸国で着られている
民族衣装のこと。
くるぶしまでの長い着丈、前開き、長袖、フード付きなどを
特徴としており、このカフタンをモチーフに作られた形の
シャツが1970年ごろ「カフタンルック」として流行しました。
布地を直線に裁断する方法で、胴部分に切り替えを
作らない、全体的にゆったりしたシルエットの衣服で、
アラブやトルコ、中央アジアなど中近東諸国で着られている
民族衣装のこと。
くるぶしまでの長い着丈、前開き、長袖、フード付きなどを
特徴としており、このカフタンをモチーフに作られた形の
シャツが1970年ごろ「カフタンルック」として流行しました。
南米アンデス山地に住むインディオが経糸に太い綿糸、
緯糸に太い紡毛糸用いて織った平織りまたは綾織りの
綿毛交織(ポンチョクロス)のことを本来いうのですが、
この織物を使い、中央部分に穴を開け、首元にスリットを
入れるなどして首を通しやすくし、前後に余った布を
垂らして着用する貫頭式外衣(かぶり式)を
スペイン人が間違って伝えたことから、現在では、
こういったかぶり式の衣服形式をポンチョと総称するように
なりました。
このポンチョは現在多くの人に愛用されており、
厚手な毛布状の布地を使った防寒着として、また
防水布などを用い合羽型に作った防寒コートなど、
多様な素材を用いたポンチョが作られています。
※縦に細長く切る、縦に細長く入れられた割れ目のことで、
上着の袖口や裾、スカートやズボンの裾にあけられた長いあきのこと。
装飾的にあけることも多いが、スリムなシルエットのときに運動量を
加えるためにあける。あき部分での重なりのないのが普通である。
コサックは現在のウクライナ地方中南部、ロシア南方の
辺境地帯とされる国境付近に暮らしていた、農民で組織される
自治的軍事共同体のこと。
独特の文化を持っており、ファッションにおいては、毛皮などで
作られたコサック帽子、前開きをボタン等で止めず羽織って着る
タイプのコサックマント、ブーツ、ブラウスなどメンズウエアを
中心に彼らの服装に影響を受けてデザインされたアイテムのことを
総称します。
ゆったりとした胴回りをベルト止め、立衿が特徴的なコサックシャツや、
革製のコサックジャケットが有名です。
スコットランドの高地に住む男性が民族衣装として
着用したスカートで、ヒザ丈程度の長さのニーレングス、
ひだをとったプリーツスカートを特徴としています。
このスコットランド高地地方の各氏族に伝わるタータン
チェック柄の毛織物を素材として作られており、
軍隊の正装の一部としても用いられていました。
ブラックウォッチタータンなどは、ハリスツイードの
織り柄としても定番の柄となっています。
また、このキルトの間にコットンなどを挟み、ステッチ止め
をして作られるキルティングは、保温および防護に優れており、
イングリッシュ・キルティング、アップリケ・キルティング、
パッチワーク・キルティングなどいくつかの種類があります。
キルトの歴史は古く11~13世紀の十字軍遠征によって、
ヨーロッパに広まったとされています。