コットン・デニム

ジーンズの代名詞ともされる、綾織りの厚手で丈夫なコットン生地のこと。単にデニムともいう。
初めにフランスのニーム地方で織られたことから、サージ・ド・ニームがのちにデニムとなった。サージは45度に綾めがでた綾織生地。
一般的には、経糸に天然の藍色染料であるインディゴで染めた糸、ヨコ糸に晒糸を用いて織られる。

オーダーパンツとして仕立てられるコットンパンツとしての生地の中にも、インディゴのみでなく、多くのカラー・コットンデニムが見られるようになり、また、コットン100%に限らず、ポリウレタンを混紡することで、ストレッチ性を高めた機能的なコットンデニムや、他の化繊を混紡することで、独特の風合いを実現したコットンの良さと機能性とをあわせもつ便利な生地も増えてきています。

コットンは吸湿性が高いという性質を持つ反面、寒い時期には高い保温性をもつアパレル・衣服用素材として最も多く使われている天然素材。

関連用語