バラシア

スペインを原産としたメリノ種の羊毛の梳毛糸をななこ織りを変形して織り方で織り上げたした生地で、破畝(やぶれうね)、バラシャなどとも呼ばれる。
バラシア組織といわれるひし形模様を生地表面に浮き出させた織物。
ななこ織りは、「七子織り・斜子織り・魚子織り」などと書き、読ませる、籠の目のような平織りの織物で、その織り上がりは、ざっくり柔らかめな風合いとなるため、夏用服地に多く用いられる織り方。
ホップサックバスケット・ウィーブと同じ。

バラシアの多くは黒またはグレーでネクタイや夜間向きのフォーマルウエアのほか、スーツ、パンツに用いられる。

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