アップホルスタリー

アップホルスタリーとは「室内装飾品」のこと。 ベッドカバー椅子カバーカーテン地ソファー地などを衣料材料として使う場合に用いる。インテリア素材と呼ばれることもある。最近のビッグルックの影響から再び見直されている。

フランスでは特に”ウース(ウス)”の名前で呼ばれている。ウースはフランス語でいうところの、「家具などのカバー」のことを意味しており、「ゆったりした・豊富な」を語源とする「アンプルライン」と同義。家具にかけるカバーのようなゆったりしたシルエットのことで、ローブ・ウス(ゆったりしたシルエットのドレス)などのように使う。

現在のカジュアル衣料において、アップホルスタリーに含まれる衣料素材の用いられ方は多く、表地に使われるほか、ワンポイントとしてのアクセント、裏地などに見られる。独特の素材感やドレープ感を楽しむ。

ビッグ・ルック
サイズの大きい服の着こなしや、ギャザータックなどをたっぷりとったデザインによる、ゆとりが多くだぶだぶした感じのスタイルのこと。1970年代中ごろに流行した。