インディゴ

藍(あい)からとれる青色染料または顔料。
インディゴは「藍 」の英名で、1880年にバイエルが
化学的にインディゴの生成に成功してからは、天然藍は
とても貴重な染料となり、その代表的なものはインド原産の
ベンガル・インディゴ。インド藍。

ファッションアイテムにもこのインディゴは多く使われており、
ジーンズの代名詞ともされているインディゴブルーは、
独特の深みを帯びたブルーで、本来虫除け用に染色されていた
もので、ガラガラ蛇が嫌って近づかない色だともされています。

オーダースーツの素材にも和テイストな服地や、ストレッチ性の
あるコットンデニムや、リネンスーツなど天然素材の色として
春夏シーズンを中心に使われています。

※藍(あい)
植物染料。世界各地の山地によって、藍の原料とする植物はこのなっている。
日本ではタデ科の一年草で茎や葉にインジカンを含んでいるものを用いる。