スパッツ

厚地の白やグレーのリネン、コットンまたは革などで
できた靴カバーの1種。
日本では脚絆にあたるもの。

本来スパッツは、靴の上からくるぶし部分をおおうもので、
多くはボタン止めとなるゲートルのこと。
19世紀から20世紀にかけて男女ともに用いられ、
特に男子の礼装用として多く使われたもの。
1920~1930年代がその使用のピーク。
スパッツの語源は防寒用、泥よけ作業スパターダッシズから。

日本ではその導入時に間違った用いられ方がされたため、
現在では、伸縮性のある素材で作られた脚にぴったり
フィットするパンツやタイツのことをいい、
カルソン、スキーパンツ、フュゾー、レギンス等を
総称する。