gms(目付け)

「gms」は、1平方メートル当たりの生地の重さのこと。
「g/㎡」「g/m」なといろいろな表記をされることがありますが、
意味は同じになります。
オーダースーツの場合には、これら生地の重さをお仕立ていただく
スーツの目安、判断材料としてご利用いただくと便利です。

秋冬シーズンに人気のハリスツイードは、軽めのもので400gms、
重めのものになると480gms、ドネガルツイードは390gms~610gmsなど
超重量級の服地まで。
また、逆に春夏スーツ地では、ゼニアクールエフェクトなど軽く
190gmsのほか、ビジネス用スーツ生地も220gms~280gms程度と
いろいろですが、一般に軽いものになっています。
ただ、秋冬・春夏や暖かい、涼しいが目付けによってだけ判断できるか
というと、そうでもなく、糸の太さや織り目の詰まり具合、寒暖調整をする
機能的服地などもあり、ひとつの目安としてお考えいただくと良いと思います。

同様の生地面積に対しての重さの判断材料に、1平方ヤードあたりがあり、
「oz/yd2」となどと表記されている場合もあります。

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