アンゴラ

アンゴラうさぎ(主にアンゴララビット)やアンゴラ山羊からとれる毛で作られる。
アンゴラ・ヤーンは、アンゴララビットの毛で作られた糸の
ことで、アンゴラ山羊から採られる毛は、モヘアと呼ばれ区別されます。

アンゴラヤーンは、およそ150年前にフランスで初めて紡績され、
「軽さはウールの3分の1、暖かさは3倍」といわれており、
それだけで、また混紡して、ニット、セータージャケットスーツなどに用いられる。
なかでもアンゴラヤーンで編まれた、毛足が長く軽く暖かいのが
特徴的なアンゴラセーターは人気が高い。
アンゴラの繊維はきわめて細く、中空構造のため空気を含むと
かさ高となり、なめらかな表面のため、そのさわり心地はとても柔らか。

原産地トルコの首都の名からこの名称があり、
現在は中国がアンゴラの最大の生産国となっている。

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