ゲージ
主としてニット製品に使われる用語で、綿糸の太さを表す単位のこと。単位の呼称は編み機の種類によって異なる。一般のセーター類は、1インチ(=2.54cm)間の針数であらわされる。5本あれば5ゲージである。ストッキングなどフルファッション編機で作られるものは1.5インチの間の針数による。スーツ、コートなどラッセル編機を用いる場合は、2インチ間と1インチ間の両方がある。「G」の記号であらわされ、日本では俗に「本」で呼ばれる。7本といえば7ゲージのことである。数が大きくなるほど編糸は細くなる。コースゲージ(荒いもの)からファインゲージ、またはハイゲージ(細いもの)、へと変化に富んでいる。