チロリアン・ハット

チロル地方の民族衣装、チロリアン・コスチュームには
欠かせない帽子型で、先細りし、ややとがった形をしたクラウン
狭めのブリムの前を下げ、後ろ側を折り返してかぶられます。

柔らかく軽い起毛仕上げのフエルトで作られている
ことが多く、ハットバンドに飾り紐をつけたり、
鳥の羽を付けたりして飾られているものもあります。

登山用帽子としてもおなじみな、スポーティーな
服装によく合う帽子型です。

※チロリアン・コスチューム
オーストリア西部と、北イタリアにかけての地方、
アルプス山岳地帯のチロルで着られる。
男性は、刺繍を施したズボン吊りがついたラシャ製か
革の半ズボンに短いジャケット。女性は、ブラウスの
上にひも締めの胴衣をつけ、ゆったりしたギャザー・
スカートの上にエプロンをつける。独特のチロリアン・ハットをかぶる。

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