ティピーオー(TPO)

1963年度のファッションテーマとして、
MFU(一般社団法人日本メンズファッション協会|
THE MEN’S FASHION UNITY)が提唱したことから、
急速に一般化したもので、ファッション用語以外でも、
その場所・状況を理解した行動をしようという意味から、
店長が中学生時代にも、よく知る用語。

ファッションで用いられる場合には、着こなしの極意を説いた用語
として、「いつ、どこで、なにを着るのか」という服装上のきまりの
方向を明確にあらわしており、TPOは、Tはtime(時)
Pはplace(場所)Oはoccasion(場合)をそれぞれ意味しています。

オーダースーツのアイテムをTPOに当てはめる場合には、
フォーマルスーツがもっともわかりやすく、
いわゆる略礼服であるブラックスーツダークスーツ
良いのか、昼夜の別から、モーニングコートもしくは燕尾服など
着用していく衣服を考えます。

TPOが提唱された1963年は、ちょうど、東京オリンピックの
前年にあたり、国際人としてはずかしくない服装のマナーを、
日本の男性に与えようとする意図がこめられていた。
最近では世の中の情勢も変わり、ニューTPOという用語が使われることもあります。

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