ワンタック

スラックスの前部のスタイルで、タックが1本とられたもの。 ほどよいフィット感を腰に与えるため、ビジネス向きのスラックスはほとんどこのスタイルである。内倒し(インタックパンツ)になったもののほうが新しい感覚である。
パンツはタックの数が多いほど、そのタック量分モモ巾(ワタリ巾)が必要になる。ある程度太さを調整することができるオーダーパンツでも、その調整には限界があるため、バギータイプの太めなスラックスが希望なら、ツータックパンツなどその選ぶシルエットからよく考える必要がある。
ごく稀にいただくタック数についてのお問い合わせに、ワンタックパンツのことを「左右1本ずつ計2本タックなので、これがツータックパンツ?」というもの。このタック数の数え方だと、通常ツータックパンツと言われるものは4タックパンツということになります。
人気のタイトでスポーティーなノータックパンツを少し太めにしたいが・・、ワンタックパンツでは・・、と抵抗のある方も、ワンタックパンツでもヒダの量(タック量)を調整して、できる限りモモ巾を細めに調整という方法も、オーダーパンツ・スラックスでは対応可。