マンメイドファブリック

人工的に作り出された繊維のことで、マンメイドファイバーともいわれる人造繊維で、いわゆる化学繊維のこと。
コットン、ウール、シルクなどの天然繊維に対して使われる言葉。作り方によって木材など天然のセルロースから作られる再生繊維レーヨン、ポリノジック、キュプラなど)、半合成繊維(アセテート、トリアセテートなど)と、石油・天然ガスなどから作られる合成繊維ナイロン、アクリル、ポリエステルビニロンなど)、無機繊維(ガラスなど)の4つに分類される。

オーダースーツで用いられる生地はその多くがメンズ、レディースともビジネス用のスーツ生地として一般的な羊毛(ウール)、カジュアルで人気の高いコットンスーツリネンスーツ
ポリエステル100%や化学繊維を混紡し、ウールの風合い、毛羽立ち感、スエードタッチ、シースルー感など化学繊維の耐久性と天然素材独特の風合いをあわせもつ、新合繊という生地の分野がここ20年程度の間に急成長している。
こういった新合繊は、丈夫であるということがひとつの特徴のため、オッドアイテムとして、オーダーパンツとしての需要も高い。

※再生繊維
天然の高分子(植物のセルロース=繊維素)を化学薬品で溶解し、繊維の形にしてもとの高分子に戻した繊維。

関連用語