メスジャケット

夏用の略礼服(インフォーマールウエア)の1種。
燕尾服ウエストシームから下半分をそっくり切り落としたような形で、ショールカラーピーク衿がつき、ショートレングスを特徴とするフォーマルスーツ
白色のジャケットで、黒のトラウザースには側章を付け、黒のカマーバンドバタフライボウをアクセントとして着用する。
多くは熱帯地方で夜会用として使われる。

元は海軍の晩餐会用の衣服として用いられていたもので、メスジャケットは、海軍の食堂を意味するメスルームに由来している。

※ウエスト・シーム
ウエストラインの縫い目のこと。通常、縫い代は身頃側に倒されるが、デザインや素材などによっては割ることもある。