Pitty Savile Row

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   スタイル

フックベント


■フックは訳すとカギ型
 一見するとセンターベントとおんなじに見えますが、よーく見ると背裾からさかのぼってベントの切れ始めのところが、カギ型になってます。フック船長のフックですね、、モーニングコートやアイビー調ジャケットに入るベントの形ですが、普通のシングルスーツにセンターベント感覚でつけてももちろんおっけーです。

■こってりアイビー調。
 アイビー・リーグ・モデルのことで、アメリカの有名8大学のフットボール・リーグの卒業生たちが、好んでよく着ていた背広型ですね。
 これを、1955年にIACDが流行スタイルとして発表してからアメリカでハヤりだし、日本でも1960年ごろから「アイビー族」まで結成されてしまうような流行になりました。火付け役はアイビーの“教祖”VANの石津謙介さんで、平凡パンチが「族」のバイブルだったという信じられない世界です。
 ところが、このアイビー調はいまだに根強いに人気を維持してます。。陽の目は見ないですが、、
 店長的には、部分的に今のハヤりスーツに取り入れていくのがよいと思うのですが、挑戦してみたい方はどうぞ、、また、別の項で取り上げるかもしれませんが、概略まで、、
 ボックス型のシルエットでボタン間隔の広い3釦2掛、ラペル巾は狭く、前ダーツなし(ダーツでウエスト部分を絞らないのでボックス型です。。)で、全体に5_くらいのステッチがかけられています。このステッチも結構こってりで、普通ステッチというと、上衿・下衿・フロント・胸ポケ・腰ポケあたりに入れるのが普通なのですが、アイビー調となると総ステッチで、さらに脇・肩・山袖・背・ズボンの脇にまで入れます。
 パンツはというと、タックなしのパイプド・ステム(煙突のように上から下まで同じ太さ、バギー風)で、裾はダブルでバックストラップが付くこともあります。
 やっぱ、これ全部やるときついかなぁーー、釦間隔の取り方、パンツのライン、ステッチの入れ方など、部分的にマイスーツに取り込めばけっこう面白いスーツができると思いますけどね。。
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スーツ・フックベント