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シングル3釦2掛スーツ

シングル3釦2掛
数年前までは、ビジネスシーンや式典などでは、ちょっと・・、と敬遠されがちだった3釦2掛スーツですが、今ではすっかり受け入れられて、店でも勇気のあるご年配のお客様が、「今年は3釦にしてみようかなぁ・・」、などご自分からおっしゃるぐらいの人気です。勇気を出してというより、青春時代を思い出してというほうが適切かもしれません・・。

実際、1960年代当時のスーツスタイルはアイビー調の3釦。
ファッションが時代を越えて繰り返すリバイバルはよくあることで、クレージーキャッツの植木等が昔の映像を使ったCMで着てたのがタイトで衿巾もナロー(細い)な3釦スーツでした。みんな着ている3釦スーツなので、よく言えば「ベーシック」、悪く言うなら「個性的でない」「面白みがない」スーツがただの仕事着なら問題ないですけど、スーツはアフター5にも式典的なイベント用の衣服としても活躍します。

「細かなディテールデザインまでは、よくわからないし・・」という方でも、形はベーシック、素材もベーシックだけどちょっと違うなんてのが生地選びの醍醐味だったりします。思いっきり主張したいひとも、控えめに主張したい人もお気に入りの生地がきっと見つかりますよ。。

痩せ型の人におススメなスーツ

3釦2掛スーツを体型的な面からみた場合、痩せ型の人に向いてます。
釦位置が高く、Vゾーンが狭いので細い身体を包み込むようなシルエットを構築。薄い胸など痩せ型の人があまり見せたくない部分を隠してくれ、更に立体的に裁断されたスーツ表地が男らしい胸板を演出してくれます。
反対に、スポーツマンタイプの筋肉質な体型の方には、狭いVゾーンはやはり窮屈なのではないかと思います。無理せず、クラシコ調の3釦中1掛段返りなら、シルエットは3釦2掛とほぼ同じでも、真ん中1個しか釦を止めませんから、胸部分に大きくスペースがとれ着やすいです。。
また、この背広型をアダルト層の方が着用すれば、3釦2掛スーツのもつ若々しいイメージを無理なく取り入れることができますし、中にあわせるシャツ・ネクタイなどを上手に使って、調和のとれた今どきスーツの着こなしをお楽しみいただけます。

スーツを個性的にカスタムメイド

多くの人が着ている3釦2掛スーツで、仕事で着ることができる色も紺かグレーのみ・・、なんていうとスーツも仕方なく自己負担せざるを得ない制服とあまり変わらなくなってしまいそうです。。もちろん背広は仕事着ですが、もう少し面白みがあっても・・、と思うのです。
そんな当たり前すぎる背広型3釦2掛だからこそ、デザイン変更も検討の余地ありです。
衿型をノッチ衿からダブルスーツ標準のピークラペルに変えてしまうなどというような(シングルピーク)、メジャーチェンジではなく、ちょっとのデザイン変更でずいぶんイメージが変わるものです。
3釦2掛スーツに相性が良いマイナーチェンジというと、やはり最近ではセットになってしまっていると言ってもいい、腰のチェンジポケットと袖口の本開き釦止めですね。
腰ポケットにチェンジポケットというのは、釦位置が高くなって少し間伸びしてしまう右サイドの腰ポケット上に、にぎやかしのごとく、口巾の狭いフタ付きポケットをつけるやり方で、気分によってはこれを斜め(ハッキング)にすることもできます。

店長の中でのマイブームというと、サイドベンツの深さを14~15cmぐらいにしてつけるやり方です。一般にはジャケットの着丈3分の1程度(24~27cm位)の深さが標準なので、この14~15cmという深さはかなり浅めです。
もともと店長は、お尻が少し大きな下半身もY体型をしてますので、お尻のひらひら見えるサイドベンツは嫌いで切れ目のないノーベントという形の背広を作っていたのですが、この形を思いついたことで、サイドベンツへの道が開けました。

サイドベンツの良いところは、切れている部分から足が見え、足が長く見えるということです。この浅いサイドベンツにすることでお尻は隠せて足は長く見せれるし、車に乗った時など深いベントと違って、お尻で踏んでしまってシワになるということが少なく、ほかではあまりないデザインですから自己満足度も抜群です。
実は、何年か前のデザイナーズブランドのジャケットに見かけたデザインなのですが、オーダーではそういうのもありです。

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