シングルスーツ4釦3掛

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★ジャケットフロント

シングル4釦3掛スーツ

フロントに釦が4個つくとやはり第一釦の位置はかなり上まできますから、胸の見える部分(Vゾーン)からは、シャツの衿とネクタイの結び目だけが見える感じです。
オーダースーツの場合には、ジャケットの釦位置・釦間隔(第1~第2釦の間隔)は指定することができるので、例えば「極端に釦位置が低く+釦間隔の詰まった4釦3掛スーツ」や更に1個釦数を増やした5釦4掛のスーツというのも作れます。

シルエット的にはアウトローな若者の匂いがする背広型、体型的にも若向きで、おなかの出っ張りが気になりだした方にはあまり向いていないかも知れません。
3釦が流行しだして長いですから、ファッション感覚の鋭い人がより個性を出そうと釦位置を上に上にとする傾向があるようで、若くはないですが店長もその一人です。釦位置が高いとスーツ地で包まれている部分が多いのですっきり見えるのと同時に、ラペルが小さくなり、フロントの打ち合い線の直線部分が長く、布面が多い分威圧感があります。


クラシコ・ハリスブラックウォッチ(Ex-made)
タイトスーツ・ノッチ衿(Custom)
レギュラー・ハリスツイード4釦(Custom)


★おススメの体型

ビジネス用なら濃紺かチャコールグレースーツ

この型をビジネス用にご着用になる場合には、お仕事にもよりますけど、素材選びは慎重に・・、濃紺とかチャコールグレーとか、シルエットがちょっとアウトローっぽく反抗的な分、素材はオーソドックスかつフォーマルで落ち着きのある色柄を選択するのがおススメです。

グレーはもっともドレッシーで格調のある色、時代も紺系よりもダークなグレー系ですから、いま4釦3掛を作るならだんぜん暗めのグレーですね。トレンドから少しはなれたところにあるこのジャケットスタイルの雰囲気をうまく吸収してくれますし、個性的な背広型の選択
とその色を選択したファッションセンスには、きっと上司、取引先の方も好感さえ持ってしまうのではないでしょうか。

レジャー用、成人式用、カラオケステージ用など、ご着用のご用向きによってご相談に乗らせてください。狭いVゾーンは、首を太く・頭を大きくみせる効果がありますので、細面の痩せ型の人により相性の良いジャケットシルエットになります。



★寸法・デザイン調整

フロントカットに凝ってみよう

釦位置が上にある、この4釦3掛のようなスーツの前からのシルエットは、どうしてもフロントカットが直線的に見えてしまいがちです。
2釦スーツと同じフロントカットの仕様でも、上からの直線が長い分、4釦3掛スーツの場合には、フロントカットそのものも直線的。
「それが好きなんだ・・」そのほうがいいっていう方は特に変える必要はないですけど、変える必要がないところを、変えてしまおう・・、というのもオーダーの良いところというか、できるところです。。

フロントカットはお分かりでしょうか?フロントのカットだから、上着を左右から合わせる前端の線の形です。フロントカットの名称には、レギュラーカット・ラウンドカット・スクエアカットカッタウェーフロントなどがあって、シングルスーツの場合一般的なのはラウンドを少し抑えめとしたレギュラーカットで、ダブルスーツの場合はほぼ全てスクエア(直角)カットです。
前裾が丸かったり、角ばっていたりで名前がついてます。カッタウェーは、フロックコートの前裾を腰から前にかけて斜めにカットしたものをモーニング(燕尾服)としたことから、特徴的なフロントカットが別名としても使われるものですが、単純に大きく前裾の開いたカットをカッタウェー・フロントと言う場合も多いです。

4釦3掛には、レギュラーカットや小丸カットが一般的。このフロントカットの前裾丸みを少し変えて、上から長い直線のフロントカットを、下の衣で大きな丸みを持たせてやったらバランスが良いのではないか・・、ついでに丸み前裾と相性が良いようにちょっとだけフレアをきかしてみようかなぁ・・、逆にダブルジャケットと同じように直角なスクエア・カットにしてみようかな・・などとカスタムメイドしていただけます。

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