カノニコネイビーサマーツイードジャケット・ダブル6釦2掛(タイト)

ダブル6釦2掛スーツ

ダブル6釦2掛スーツ
ダブル6釦スーツの中で、人気の高いのがこの下2個釦止めです。ドレスアップ度が高く、風格・格調・アダルトなイメージのあるフォーマルなジャケットシルエット。
そのドレッシーさから、あまり着こなしに巾のないといわれるダブルスーツの中でも、なぜか一番ドレッシーでありながら、着こなし・着崩しを楽しめるアイテム。ダブルスーツは打ち合いが深いので、前釦をはずして着ると、とんでもなくだらしのないことになってしまいます。同じように前からみたところでは釦が6個ついていても、6釦1掛けのダブルスーツに比べ、この2個掛けは高い釦位置になるため、ネクタイ・シャツの見えるVゾーンが狭いシルエット。
広いVゾーンのダブルスーツに比べ、より畏まった感じがします。ダブルスーツ6個釦では配列が、Yの字になったスプレッド・アウトという形が多いのですが、お手持ちのスーツはいかがでしょう。このスプレッドアウトは英国調のクラシック型。スーツの話になると、どこかでラウンジスーツからはじまった背広の国・英国にたどり着いてしまいます。
クラシコスーツも含め、今のスーツは英国回帰の傾向で、シックなブリティッシュスーツとダブル6釦2掛スーツとの相性はとても良いものです。

ダブルスーツのベントは、どこで切ろうかな・・

6釦2掛ダブルスーツをおしゃれに着こなしたいなら、ベントを入れるのがいいですよ。
ベントというのは、スーツの後ろ、背の方に入っている切れ目のことで、これが入っていると、機能的には腰回りが楽で着心地が良い、動きやすいということになりますが、スーツにはゆとり量などもあるため、英国調のシェープドラインといっても、装飾的な意味のほうが強いかも知れません。
ベントを入れる場所は、ダブルスーツの場合は、センターでベントを切ることはほとんどなく、その理由の深いところはわかりませんが、店長のオーダースーツ人生の中でも未経験。
ピーコートはダブルの打ち合いでベントはセンターベントなので、まったくないことはありませんが、おそらく、昔の人が、「それはちょっと・・」と考えたことが、そのまま引き継がれているのでは・・、ファッションでもなんでも古くからのことにはそういうこともありがちです。。
フックベントも真ん中に入りますので、これもダブルスーツとの組み合わせは経験がありません。ただ、縫製工場に発注しても、なんの問題もなく縫製できてしまうデザインなのが不思議ですね・・。シングルジャケットもダブルジャケットも背は同じ背なので、ベントがセンターだろうが、サイドだろうが区別はありません。ダブルスーツ+センターベント。是非、店長のスーツ人生に新しい1ページをかざっていただきたいと思います。。
ダブルスーツには、ノーベントか両脇で切るサイドベンツか、ということになりますが、英国調は見逃せないというところから、裾フレアをきかせたサイドベンツが、かっこ良さそうです。。
また、フォーマルなブラックスーツ(礼服)では、6釦2掛は、ダブルでもよりフォーマル度の高い形として、昔から根強いのですが、ベントは切らないノーベントが一般的です。
背が切れているサイドベンツを、イメージとしてキザだとお考えのご年配者も少なくなく、ご着用期間の長いフォーマルスーツは、少し大人しめなデザインがおススメです。

ブリティッシュ・モデル

オーダースーツなら人気の英国調ダブルスーツを、よりブリティッシュ・モデル仕様に近づけてみたい。。
ブリティッシュ・モデルは上着丈を若干長くし、ウエストを絞ることによって裾にかけてエレガントなフレアー感を出した背広型で、シェープドラインを基調にしています。
シェープドラインは、ボディラインに立体的にフィットさせた背広のシルエット。
イングリッシュドレープを基本に、ブリティッシュスーツ特有の胸へのドレープ(布のたるみ)感、ウエストはお約束ですから、若干絞って、上着丈は2cmほど標準寸法から長くすると、裾のフレア感が目立ちます。
フロントの打ち合いを深くしてみるというのも一つの方法で、ダブルというのは着るときに左右の前端を重ね合わせて着ますが、その重ねる度合いを深めに作ります。
この深い打ち合いはブリティッシュ調のもので、ラペルの線が鋭角的になってVゾーンが狭くなり、よりカチッとした英国服が出来上がります。寸法的に窮屈にするわけではなく、胴回り寸法は同じで、打ち合いだけ深くするわけです。
お仕事上許されるのでしたら、ブリティッシュ調と相性のよい、チェンジポケット(腰ポケットの上につける、口巾の小さなチケット入れ用のポケット)を付けると、そのままイギリス人になってしまっても良さそうです。

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